圓成寺からお知らせ| ホームページを公開いたしました。
大阪北摂地方に位置する池田は北に里山五月山、西には清流猪名川と自然環境に恵まれています。そして池田北部には当寺がある細河地域があります。
池田といいますと昔から
・教育のまち
・造り酒屋のまち
・池田炭
近年においては
・阪急のまち
・ラーメンのまち
・落語のまち
と言われています。そして何よりも「うえきのまち」として昔から栄え、「日本の四大植木生産地」として全国的に知られて来ました。
埼玉県川口市の「安行」(あんぎょう)・愛知県の「稲沢市」・福岡県の「久留米市」そして大阪池田の「細河」です。
細河地区は植物を育てる上で重要な「気候」「地質」「水」どれをとっても優れており、植木が盛んになったと言われています。
細河における植木の歴史は今から遡ること約450年前(安土桃山時代)に山林用苗、桑苗作りから始まり、接木の名人六蔵によって植木栽培が確立しました。
そして、江戸幕府は細河地区を天領として特別区に指定し全盛期を迎えました。
その後、時代に翻弄されながらも現在まで植木の伝統を守り続けています。
細河は六つの村に別れ、各村ごとに特色のある植木の生産が行われています。
町名 |
特色 |
主な樹種 |
伏尾 |
土地は肥えており、東に山を控え、 植木栽培に良好な環境。 日陰でも育つ中木物が多い。 |
まめつげ かいづかいぶき レイランディー |
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吉田 |
日当りがよいため松の育成に適している。 五葉松は、400年の伝統があり、 全国的に有名。 |
五葉松 アジサイ、かし アベリア |
東山 |
栽培面積が一番大きい。 特にさつき・つつじ類が多い。 関東さつきは、東山の代表的品種である。 |
さつき、ひらど キンメツゲ コニファー類 |
中川原 |
細河の植木の中心で、多種類、多品種が 栽培されている。 特に、正月用植込み材料の「南天」が有名。 |
なんてん ドウダンツツジ クスノキ、ヤマモモ |
古江 |
藤の高接や、正月用の盆栽が有名。 湿度と土が適しているので 梅の栽培が盛ん。 |
くろまつ まき、ササ ふじ、さざんか |
木部 |
植木栽培の歴史は古く、 特に接木技術を生かした 植木栽培が有名。 |
もみじ つばき やまぶき |